雨の多い高知・四万十、大雨のあとに車に残る泥と水ジミ
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
高知や四万十など雨の多い地域で、大雨のあとに車に残る泥や水シミを防ぐには、早めの洗車と事前のコーティングが有効です。年間降水量が2,666.4mmに達する高知で、雨上がりの泥汚れ対策や冠水路走行後の点検方法を知りたい方に役立ちます。
結論:高知や四万十は雨が多く、大雨のあとに車に残る泥や水シミを防ぐためには、早めの洗車と事前のコーティングが有効です。
1. 高知の年間降水量は平年値で約2,700mm、9月だけで約400mm
気象庁のデータによると、高知の年間降水量は平年値で約2,700mmに達します(出典1)。
季節ごとの降水量の変化
季節ごとの変化を見ると、梅雨時期である6月の降水量が平年値で約360mmであるのに対し、9月は約400mmとさらに多くなっています(出典1)。梅雨が明けたあとも、秋にかけて大雨のあとの手入れが続くと考えておくと安心です。
| 観測地点 | 年間降水量 | 6月の降水量 | 9月の降水量 |
|---|---|---|---|
| 高知 | 約2,700mm(出典1) | 約360mm(出典1) | 約400mm(出典1) |
このように雨が多い地域では、大雨のあとに車を放置すると、塗装面に大きな負担がかかります。激しい雨によって巻き上げられた泥や砂利、空気中のチリが混ざった雨水が車体に付着するためです。高知で大雨が降ったあとには、車をなるべく早く洗車して汚れを落とすことが、美しい状態を保つために重要です。高知市内の店舗は高知市の店舗一覧にまとめています。
2. セルフ中村SSで相談できること
セルフ中村SSの設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
3. 四万十(中村)は8月に約340mm
高知県西部、四万十川が流れる四万十市(中村)周辺も雨の多い地域です。気象庁の観測データによると、中村の年間降水量は平年値で約2,900mmにのぼり、高知市を上回る雨量が記録されています(出典2)。
夏の時期に集中する豪雨
中村では8月の降水量が平年値で約340mmです(出典2)。夏休みの時期にも大雨のあとの泥汚れに気を配る必要があります。
| 観測地点 | 年間降水量 | 8月の降水量 |
|---|---|---|
| 中村 | 約2,900mm(出典2) | 約340mm(出典2) |
四万十川周辺の自然豊かな環境では、大雨が降ると未舗装の道路や水たまりができやすく、そこを走行することで車の下回りや側面に泥水が跳ね上がります。特に台風通過後には、強風による小枝や葉っぱなどの飛来物が車に張り付いたり、四万十川特有の細かい川泥を含んだしつこい汚れがこびりついたりして、洗車に苦労する方が多くいらっしゃいます。大雨のあとの車には泥がこびりつきやすいため、そのまま乾燥してしまう前に洗い流す必要があります。泥には微小な砂や小石が含まれており、乾いた状態でタオルなどで擦ると塗装に洗車傷をつける原因になります。たっぷりの水を使って、まずは泥や砂を優しく流し落とすことが大切です。
4. 大雨のあと車に残るもの
大雨の中を走行したり、屋外に駐車していたりした車の表面には、さまざまな汚れが残留します。大雨のあとに車に付着しやすい主な汚れは以下の通りです。


- 泥汚れや砂ぼこり
- 雨水に含まれるミネラル分による水シミ
- 道路から巻き上げられた油分などの汚れ
泥汚れと砂ぼこり
雨水が地面を叩きつけると、泥や砂ぼこりが跳ね上がり、車のドア下部やリアバンパー周辺に付着します。大雨のあと、車に泥がべったりと付いているのを見たことがある方も多いでしょう。これらの泥汚れは、水分が蒸発するとボディに強固に張り付きます。放置すると通常のカーシャンプーだけでは落ちにくくなるため、早めの対処が求められます。
水シミ(イオンデポジット)
雨水には、空気中のチリや排気ガスの成分、ホコリなどが含まれています。雨が上がって強い日差しが照りつけると、ボディ上の水滴が急速に蒸発し、水分に含まれていたミネラル分などの不純物だけが白くリング状に残ります。これが水シミです。水シミが塗装面に固着してしまうと、通常の洗車では除去するのが難しくなります。詳しい対処法については、車の水垢の落とし方|ウォータースポットまで完全対策も参考にしてください。
コーティングによる防汚効果
大雨による汚れを防ぐ対策として、あらかじめカーコーティングを施工しておく方法があります。たとえば、フレッシュキーパーは屈折率の違う異質の二層の透明被膜で塗装表面を平滑化し、別次元のキレイさを作り出します。この被膜により、雨が降るとまるで洗車をしたように汚れが落ちやすくなる自浄効果が期待できます。コーティングと雨の関連については、施工後に雨が降っても大丈夫?コーティングと雨の関係の記事でも詳しく解説しています。
5. 冠水した道を走ったときの点検
高知や四万十で局地的な大雨が降ると、道路の一部に深い水たまりができたり、冠水したりすることがあります。やむを得ず冠水した道を走行したあとは、車に普段とは違うダメージが蓄積している可能性があるため、各部の点検を行うことが推奨されています。
下回りの洗浄
泥水の中を走行すると、サスペンションやマフラー、ブレーキ周辺などの下回りに大量の泥や枯れ葉などの異物が入り込みます。これらを放置すると、泥が水分を保持し続けて金属部品のサビを誘発する原因になると言われています。大雨のあとは、高圧洗浄機などを使って車の下回りを念入りに水洗いすることが大切です。
エンジンルームの確認
深い水たまりに勢いよく進入すると、フロントグリルからエンジンルーム内に泥水が跳ね上がることがあります。エンジンルーム内には電気系統の部品が多数配置されており、これらが水に濡れるとショートや動作不良を引き起こす恐れがあります。走行後にエンジンから異音がしないか、警告灯が点灯していないかを確認し、少しでも異常を感じたら専門の整備工場に相談することが重要です。
ブレーキの動作確認
ブレーキローターやブレーキパッドが水に浸かると、一時的に摩擦力が低下し、ブレーキが効きにくくなる傾向があります。冠水路を抜けたあとは、周囲の安全を確認したうえで軽くブレーキペダルを数回踏み、ブレーキの効き具合が正常に戻っているかを確認してください。また、ブレーキ周辺に泥が噛み込んでいると異音の原因になるため、洗車時に水をかけて汚れを洗い流すことが効果的です。
6. よくある質問
7. 出典
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
