東海市の鉄粉はどれくらい?降下ばいじんの実測と、車のザラつき対策
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
東海市の臨海部は降下ばいじんに含まれる鉄の割合が14.7%に達するデータがあり、車のザラつきを感じたら早めに鉄粉を取り除くことが大切です。東海市周辺で車の鉄粉汚れに悩む方や、適切な洗車と鉄粉除去のタイミングを知りたい方に役立つ記事です。
目次
結論:東海市の臨海部では、降下ばいじんに含まれる鉄の割合が他地域の数倍に達するデータがあり、車に鉄粉が付着しやすい環境です。地域の降下ばいじんの実測値を把握し、ボディのザラつきを感じたら早めに鉄粉を取り除くことが大切です。
1. 東海市10地点の降下ばいじん(2025年度)
市内における降下ばいじんの実測値
東海市における降下ばいじんの状況は、定期的な実測によって確認されています。2025年度の調査によると、市内10地点の平均は約3.4 t/km²・月で、前年度(2024年度)の約3.6 t/km²・月から下がっています(出典1)。
市内でも測定地点によって数値に大きな開きがあり、地域ごとの環境の違いが表れています。
| 測定地点・項目 | 降下ばいじん量(t/km²・月) |
|---|---|
| 市内10地点平均(2025年度) | 約3.4 |
| 最大:まなぶん横須賀 | 約7.3 |
| 最小:名和児童館 | 約2.2 |
※数値は東海市の記者発表資料(出典1)より。
2. 県の調査では鉄の割合が他の地域の数倍

降下ばいじんに含まれる鉄分の比較
愛知県が実施した2024年度の調査データを見ると、東海市で車に鉄粉が付きやすい理由が裏付けられています。東海市横須賀中学校の測定点では、降下ばいじんの年平均が約3.2 t/km²・月でした(出典2)。
注目すべきは、その成分です。不溶解性成分のうち全鉄が占める割合は約15%に達しています。同じ愛知県内の豊川市役所や一宮詰所での全鉄の割合が約3%であることと比較すると、東海市内の特定地域では、鉄の割合が他地域の数倍に上ることがわかります(出典2)。
このデータから、東海市内で車を維持する際、特に鉄粉に対する注意が必要であることが読み取れます。
3. まなぶん横須賀の周辺と内陸の豊明の違い
臨海部と内陸部での環境の差
東海市の測定データで最大値を示した「まなぶん横須賀」は、臨海部の工業地帯に近い場所にあります。最小の名和児童館(約2.2 t/km²・月)と比べると、同じ市内でも3倍を超える量が測られています(出典1)。
一方で、東海市に隣接する内陸の豊明市には降下ばいじんの測定点はありませんが、東海市内の内陸寄りである名和児童館の数値が低く抑えられていることから、海から離れるにつれて影響は減少すると考えられます。そのため、内陸の豊明周辺に停めている車は、東海市の臨海部に停めている車ほど鉄粉が多く付かない可能性があります。
地域ごとの環境に合わせて車の状態を確認したい場合は、名古屋市南部(南区・港区・東海・刈谷)の店舗一覧から近隣の状況に詳しい店舗を探すのも一つの方法です。
4. 鉄粉取りの頻度の考え方


車のザラつきを防ぐ手入れの目安
臨海部で車を使用する場合、鉄粉の取り方や手入れの頻度が重要になります。鉄粉は塗装面に突き刺さるように付着するため、通常の水洗いだけでは落ちにくいという特徴があります。
手入れのタイミングは、洗車後にボディを素手で優しく撫でてみて、ザラザラとした感触があるかどうかが目安となります。ザラつきを感じた時点で専用の粘土やクリーナーを用いて鉄粉を取り除くことで、塗装へのダメージの蓄積を防ぐことができます。詳しい影響については、鉄粉除去の方法とコーティングへの影響|放置するとどうなる?も参考にしてください。
プロによる鉄粉除去の具体的な施工工程
ご自身での鉄粉除去は、力加減を誤るとボディに細かな傷(スワールマーク)を付けてしまうリスクがあります。そのため、プロの技術による安全で確実な鉄粉除去をおすすめします。KeePerプロショップ等で行う鉄粉除去は、主に以下のような専門的な工程で進められます。
- 予備洗浄:たっぷりの泡で洗車を行い、ボディ表面の砂埃や泥汚れを優しく洗い流します。
- 専用ケミカルによる溶解:鉄粉除去専用のケミカルをボディ全体に塗布します。ケミカルが鉄粉と化学反応を起こして紫色に変色しながら溶かし出すため、塗装に負担をかけません。
- トラップ粘土による物理的除去:ケミカルだけでは取りきれない頑固に突き刺さった鉄粉に対しては、専用のトラップ粘土を使用します。水を流しながら絶妙な力加減でボディ上を滑らせ、塗装を傷めることなく鉄粉を絡め取ります。
- 仕上げ洗浄:溶けた鉄粉やケミカルを完全に洗い流し、ボディ表面を平滑でツルツルの状態にリセットします。
コーティングによる圧倒的な保護効果
鉄粉をきれいに除去した後は、塗装が「すっぴん」の無防備な状態となるため、そのまま放置すると再び鉄粉が突き刺さりやすくなります。そこで、ダイヤⅡキーパーやフレッシュキーパーなどのボディガラスコーティングを施工することが非常に効果的です。
KeePerコーティングは、高密度なガラス被膜と特殊なレジン被膜からなる厚い層を形成します。この強靭な被膜が塗装の「身代わり」となるため、飛来した鉄粉が直接塗装面に突き刺さるのを防ぎます。万が一鉄粉が付着した場合でも、コーティング被膜の上に留まるため、次回の洗車やメンテナンス時の除去が格段に容易になります。また、洗車傷を防ぐ効果も高まるため、洗車傷(スワールマーク)を防ぐ正しい洗い方|コーティングで守るを実践することで、鉄粉の多い環境でも車の美しさを長く維持しやすくなります。
5. セルフ東海SSで相談できること
セルフ東海SSの設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
6. よくある質問
7. 出典
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
