広島の冬の北風と大竹の臨海部、瀬戸内西部の車の汚れ方
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
広島の冬は平均風速3.5m/sの北風で砂埃が舞いやすく、大竹の臨海部では鉄粉対策も不可欠なため、こまめな洗車とコーティングによる保護が車を美しく保つ鍵となります。広島や大竹周辺で車に乗り、冬の汚れや鉄粉に悩む方に役立つ内容です。
結論:広島の冬は北風によって乾燥した砂埃が舞いやすく、車に汚れが付着しやすい環境です。特に大竹の臨海部では鉄粉への対策も不可欠となるため、こまめな洗車とコーティングによる保護が愛車を美しく保つ鍵となります。
1. 広島の冬は北北東の風が年でいちばん多い
広島の冬は、北風の影響で車に汚れが付着しやすい季節です。気象庁のデータによると、広島では年間を通して北北東の風が最も多く、1月も北北東の風が最多で、1月の平均風速は3.5m/sです(出典1)。

広島市の1月の気象データ
| 観測地点 | 1月の最多風向 | 1月の平均風速 |
|---|---|---|
| 広島市 | 北北東 | 3.5m/s |
(出典1)
こうした北寄りの風は、乾いた地面から砂埃や土ぼこり、枯れ葉の破片などを巻き上げます。風に運ばれたこれらの細かい粒子は、走行中だけでなく駐車中の車のボディにも絶え間なく降り注ぎます。そのまま放置してしまうと、夜露やわずかな雨水と混ざり合い、塗装面にこびりつく頑固な汚れへと変化する傾向があります。気温が低く水を使った作業をためらいがちな冬ですが、風の強い日の後には、早めに汚れを洗い流すことが愛車の美しさを保つ第一歩となります。
2. 大竹の臨海部の工場と粉じん
同じ広島県内でも、瀬戸内西部に位置する大竹市は少し異なる気象条件を持っています。大竹市の年平均風速は2.0m/sと比較的穏やかであり、年間の日照時間も約2,100時間と長く、太陽の光に恵まれた地域です(出典2)。一方で、臨海部には工場が並んでおり、その周辺を走ったり車を停めたりする場合は、鉄粉の付着に気を配る必要があります。
大竹の工場地帯の近くや大型トラックが行き交う幹線道路沿いを走っていると、いつの間にかボディに鉄粉が付着していることがよくあります。鉄粉が車のボディに降り積もると、空気中の水分や雨水と反応して酸化し、徐々に錆びて黄色や茶色の細かい斑点となって現れることもあります。錆びた鉄粉は塗装のクリア層に深く食い込むため、通常の水洗いやシャンプー洗車だけでは落とすことができません。洗車時にスポンジ越しにザラザラとした手触りを感じた場合は、すでに鉄粉が固着しているサインです。
大竹の臨海部を頻繁に走行する方や、お勤め先が工場地帯の近くにある方は、定期的な洗車に加えて、専用のケミカルやトラップ粘土を用いた鉄粉除去が欠かせません。鉄粉を放置した際の影響や詳しいメカニズムについては、鉄粉除去の方法とコーティングへの影響|放置するとどうなる?の記事も参考にしてください。
3. 大竹店で相談できること
大竹店の設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
4. 佐伯区・安佐南区と大竹の違い
広島市内の佐伯区や安佐南区のような内陸部の住宅街と、大竹市の臨海部では、車を取り巻く環境と汚れの質に明確な違いがあります。佐伯区や安佐南区などの広島市内を走っていると、朝露や霜に加えて、冬の北寄りの風が運んでくる砂埃によって、ボディ全体が白っぽくくすむような汚れ方が目立ちます。特に未舗装の駐車場や畑の近くに車を停めている場合、ドアの下部やリアゲートに細かな砂が溜まりやすくなります。
一方、国道2号線を下って大竹の臨海部に入ると、状況は一変します。海からの潮風によるベタつきに加え、沿岸部に立ち並ぶ工場群や行き交う大型トラックから舞い散る鉄粉がボディに付着しやすくなります。塩分や鉄分を含んだ汚れは、単なる砂埃よりも塗装へのダメージが進行しやすいため、より慎重なケアが求められます。
このように、同じ広島県西部エリアであっても、駐車環境や日常的な走行ルートによって車の汚れ方は千差万別です。普段車を停める場所や走る道を思い浮かべて、砂埃と鉄粉のどちらが多いかを手入れの目安にしてください。広島市内の店舗は広島市の店舗一覧にまとめています。
5. 冬の乾いた汚れの落とし方
瀬戸内の車の手入れにおいて、冬場の乾いた汚れを適切に落とすことは非常に重要です。ボディに砂埃や鉄粉が付着した状態で、いきなりタオルやスポンジで擦ってしまうと、汚れの粒子が研磨剤の役割を果たしてしまい、塗装面に無数の細かい洗車キズをつけてしまう恐れがあります。

正しい洗車の手順とポイント
- まずはホースや高圧洗浄機を使い、たっぷりの水で上から下へ向かって表面の砂埃を優しく洗い流します。
- よく泡立てたカーシャンプーを使い、泡で汚れを包み込むように洗います。
- 鉄粉のザラつきが気になる場合は、専用の鉄粉除去剤を使用して優しく溶かし落とします。
洗車の回数やタイミングについては、洗車頻度とコーティングの関係|何回洗うのが正解?も参考にしつつ、汚れが気になったらこまめに洗うのが理想的です。しかし、寒い冬場に頻繁に手洗い洗車を行うのは負担が大きいため、ボディにコーティングをしておくのも一つの方法です。コーティング被膜が塗装の身代わりとなって汚れを受け止めるため、普段の洗車が格段に楽になります。
例えば、「クリスタルキーパー」は、ガラスのような透明感のある艶を生み出し、強撥水で水を弾きます。また、「フレッシュキーパー」を施工すると、屈折率が異なる異質の二層の透明被膜が塗装表面を平滑化し、別次元のキレイさを作り出します。雨が降ればまるで洗車をしたようにキレイになるため、お手入れの手間が大幅に軽減されます。
さらにワンランク上の美しさと保護性能を求める方には「ダイヤⅡキーパー」が適しています。ダイヤⅡキーパーは深い艶と自浄効果を持つ被膜で、冬の砂埃が付いても落としやすい状態を保ちます。
広島の冬の北風による砂埃や、大竹の臨海部特有の鉄粉汚れには、水で流してから洗う手順を守り、風の強い日や工場の近くを走った後は早めに洗うことが基本です。
6. よくある質問
7. 出典
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
