相模原・伊勢原は雨が多い?丹沢の山麓の雨と、屋外駐車の車の水アカ
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
相模原は年間降水量が1,843.8mmと東京や横浜より多く、屋外駐車の車は水アカが付きやすいため、こまめな洗車やコーティングが有効です。相模原や伊勢原など雨が多い地域で車を屋外に停めており、水シミや洗車の手間に悩む方に役立つ記事です。
結論:相模原は東京や横浜に比べて年間降水量が多く、屋外駐車の車は水アカが付きやすい環境にあります。
雨のあとに水分を残さないこまめな洗車や、汚れの固着を防ぐコーティングなどの対策が有効です。
1. 相模原中央の年間降水量は1,843.8mm
相模原は雨が多い地域であり、車のボディに水滴が残る機会が比較的多くなります。気象庁が発表している平年値(1991〜2020年の30年平均)のデータによれば、相模原中央の年間降水量は1,843.8mmに達します(出典1)。
近隣の主要都市と比較すると、横浜の年間降水量は1,730.8mm(出典2)、東京は1,598.2mm(出典3)となっています。この数値からも、相模原は周辺の都市に比べて雨の量が多いことがわかります。
| 観測地点 | 年間降水量(平年値) |
|---|---|
| 相模原中央 | 1,843.8mm |
| 横浜 | 1,730.8mm |
| 東京 | 1,598.2mm |
※数値は気象庁の過去の気象データ検索(出典1〜3)より
降水量が多いということは、それだけ車が雨に濡れる頻度や時間が増えることを意味します。屋外に停めている車ほど、雨のあとにボディに残る水分への対策が大切になります。雨の続く時期は、ボディが乾ききらないまま次の雨を迎えることもあるため、濡れたままの時間を短くする工夫が必要です。
2. 山の近くで雨が多くなる仕組み
相模原周辺で雨が多くなる理由の一つとして、地形の影響が挙げられます。相模原の西側には丹沢山地が広がっており、海から吹き込む湿った南風や東風がこの山々にぶつかることで上昇気流が生じます。

上昇した空気は上空で急激に冷やされて雲となり、山麓の地域に雨を降らせる傾向があります。伊勢原の大山は「雨降山(あふりやま)」とも呼ばれてきましたが、伊勢原の雨量はこの記事で使っている観測値には含まれていません。伊勢原で車を停めている方は、ご自宅の駐車場で雨のあとの水滴の残り方を確かめてみてください。
相模原のように雨が多い環境下では、車に大気中の汚れが付着しやすくなります。雨水は純粋な水分ではなく、空気中に漂う微細な砂埃や花粉、排気ガスなどの汚れを含みながら地上に降り注ぎます。とくに雨の降り始めは、空気中の汚れを多く取り込んで降ってくる傾向があります。
そのため、雨が降った後の車は一見すると濡れて汚れが流れたように見えても、実際にはさまざまな不純物がボディ表面に残っている状態になります。こうした地形と気象の組み合わせが、車のお手入れを難しくする大きな要因となっています。
3. 屋外駐車の車に水アカが付く場所
相模原のように雨が多い地域では、車の水平面に水滴が滞留しやすくなります。とくに水アカは屋外駐車の車において深刻な悩みとなりやすい汚れです。
水道水や泥水だけでなく、雨水にも無機質のミネラルが含まれています。雨水が蒸発する際、純粋な水分だけが気化し、これらの不純物が塗装表面に取り残されることで、白いリング状の水シミ(ウォータースポット)となります。屋外駐車の車において、とくに注意が必要なのがボンネットやルーフ(屋根)、トランクなどの平らな部分です。これらの面は雨水が流れ落ちずに留まりやすいため、水アカが発生しやすくなります。
また、ドアパネルなどの垂直な面であっても、窓ガラスの枠やドアミラーの付け根、ドアノブの下など、水が集中して流れ落ちる経路には黒い筋状の汚れが蓄積します。詳しい対策については、車の水垢の落とし方|ウォータースポットまで完全対策も参考にしてください。
マット塗装の車の場合は、表面のザラザラとした凸凹によって独特の重厚な質感を引き出している反面、この凸凹に無機質のミネラルが埋まりやすく、より水シミが着きやすいという特徴があります。従来の無機質なボディガラスコーティングでは、同じ無機質のミネラルが固着しやすくなるため、むしろ水シミがひどくなる場合があります。そのため、マット塗装には専用のガラス被膜と有機樹脂被膜で表面を保護するマットテクスチャキーパーが有用です。
屋外駐車では雨風を直接受けるため、ガレージ駐車に比べてボディに汚れやミネラル分が蓄積するスピードが早まります。水アカが完全に固着してしまう前に、適切なタイミングで洗い流すことが大切です。
4. 雨の多い地域の洗車の間隔
相模原のように雨が多い地域では、車の洗車タイミングを見極めることが大切です。雨が多い地域での洗車は、雨上がりのできるだけ早い段階で行うのが理想的です。


雨水に含まれるミネラル分や汚れは、水分が乾燥する過程でボディにこびりつきます。そのため、晴れて日差しが強くなり、ボディの水分が熱されて蒸発する前に洗い流すことで、水シミの発生を抑えることができます。洗車の頻度については、洗車頻度とコーティングの関係|何回洗うのが正解?で詳しく解説しています。
とはいえ、雨が降るたびに手洗い洗車を行うのは、時間的にも体力的にも大きな負担となります。そこで、相模原のような雨が多い環境で車を美しく保つためには、コーティングが有用です。
たとえば、フレッシュキーパーは二層の透明被膜で塗装表面の凸凹を埋めて平滑にし、汚れが付きにくい状態をつくります。雨が汚れを流してくれるため、相模原のように雨の日が多い環境では、雨上がりのたびに手洗いをしなくても汚れがたまりにくくなります。
長期間の美しさを求める場合には、ダイヤⅡキーパーが選択肢となります。ダイヤⅡキーパーは、高密度ガラス被膜と特殊なレジン被膜の二層構造で、深い艶と自浄効果を持っています。
また、クリスタルキーパーは、強制硬化の中密度ガラスとタフなレジン被膜の構造を持ち、ガラスのような透明感と強い水はじきが特長です。相模原周辺だけでなく、横浜市南部(磯子・港南)の店舗一覧に掲載されているような海沿いの地域にお住まいの方でも、それぞれの環境や駐車状況に合わせたコーティングを選ぶことで、日々の洗車の手間を大きく減らすことができます。
定期的な洗車と適切なコーティングを組み合わせることで、雨が多い地域でも車の美しさを長く保つことができます。
5. ふちのべSSで相談できること
ふちのべSSの設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
6. よくある質問
7. 出典
- 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 相模原中央(気象庁、2026年10月閲覧)
- 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 横浜(気象庁、2026年10月閲覧)
- 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 東京(気象庁、2026年10月閲覧)
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
