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札幌の冬道で車の下回りはどうなる?凍結防止剤の塩分と、雪どけ後の下回り洗浄の時期

監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)

札幌の冬は雪日数が年134.5日に及び、凍結防止剤の塩分が車の下回りに付着し続けるため、4月の雪どけ時期を目安に下回りを洗浄して塩分を落とすことが重要です。札幌で車を運転し、冬道走行後の錆や塩害対策を知りたい方に役立つ情報です。

結論:札幌の冬は雪日数が年134.5日(出典1)にも及び、道路に撒かれる塩化ナトリウム主体の凍結防止剤が車の下回りに長期間付着し続けるため、4月の雪どけ時期を目安に下回りを徹底的に洗浄して塩分を落とすことが重要です。

\ 雪どけ後は下回りの塩分を洗い流しましょう /

1. 札幌の冬は何か月続くか:降雪と積雪の平年値

札幌の冬の長さについて、気象庁のデータから詳しく見ていきましょう。

雪景色を背景に、白い雪が映り込むダークブルーの車のボンネットとヘッドライト

平年値で見る札幌の冬は、翌年の春まで長く続きます。降雪の深さ合計が年479cm(出典1)に達するということは、一冬の間に膨大な量の雪が降り積もることを意味します。

この長期間にわたり、道路の除雪や凍結防止対策が日常的に行われます。札幌の冬道では、凍結防止剤が撒かれた道路を走る機会が多くなるため、車の下回りに塩分が付着するリスクが長期間続きます。

雪が降る日数が年134.5日(出典1)にも及ぶ札幌において、車の下回りは常に過酷な環境にさらされていると言えます。

1年のうちおよそ3分の1以上の期間で雪が降る計算となり、長く厳しい冬が続くことがわかります。日々の運転で少しずつ蓄積される汚れや塩分への対策を考えるうえで、この冬の長さを把握しておくことが大切です。

項目 札幌の平年値
降雪の深さ合計 年479cm
最深積雪 年97cm
雪日数 年134.5日
4月の最深積雪 22cm
4月の雪日数 10.1日

(出典1)

2. 幹線道路に撒かれる凍結防止剤は何でできているか

冬の安全な交通を確保するため、幹線道路や坂道、交差点などには凍結防止剤が散布されます。

直轄国道の凍結防止剤は塩化ナトリウムを基本としており、散布量は20g/m²程度が目安とされています(出典2)。

塩化ナトリウムは、身近な言葉で言えば塩分です。この塩分が雪や氷を溶かす役割を果たしますが、同時に車の金属部分に付着すると錆を進行させる要因にもなります。

走行中、タイヤは道路上の雪や泥とともに、この塩化ナトリウムを含んだ水分を勢いよく巻き上げます。シャーベット状になった雪泥は粘着力が高く、車の下回りや足回りに広範囲に付着してなかなか落ちません。

塩害が車に与える影響や、融雪剤の仕組みについてさらに詳しく知りたい方は、融雪剤・塩害から車を守るコーティングの必要性の記事もご参照ください。

項目 内容
凍結防止剤の基本成分 塩化ナトリウム
散布量の目安 20g/m²程度

(出典2)

3. コーティングステーション札幌本店で相談できること

コーティングステーション札幌本店の設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。

4. 塩分が残りやすい下回りの部位

雪や泥、凍結防止剤などの白い汚れがこびりついたタイヤハウス周辺とドア下部

泥と塩分が溜まりやすい構造

車の下回りは、ボディの表面のように平滑ではなく、複雑な形状をした部品が密集しています。

マフラーやサスペンション、フェンダーの内側、ブレーキ周りなどは凹凸が多く、タイヤが巻き上げた泥や雪が溜まりやすい構造になっています。特に塩化ナトリウムを含んだ雪泥は、乾きにくく金属部品の隙間やボルトの周辺に入り込む傾向があります。

自然には落ちにくい塩分汚れ

札幌の冬のように長期間にわたって雪道を走行し続けると、付着した塩分が走行時の振動や風で自然に落ちることは少なく、そのまま下回りに蓄積されていきます。

そのため、札幌の冬において車の錆を防ぐためには、普段は見えない下回りの状態に気を配り、塩分が残りやすい部位を意識しておくことが重要です。放置すれば、マフラーの穴あきや足回り部品の劣化につながる恐れがあります。

5. 4月でも雪が残る札幌で下回り洗浄を始める目安

車のタイヤとホイールハウス付近に高圧洗浄機の水流を当てて汚れを落とす様子

4月でも続く雪の影響

長く続く冬の終わりが見え始める時期ですが、札幌では4月でも最深積雪22cm、雪日数が10.1日あります(出典1)。

本州の多くの地域では春を迎える時期であっても、札幌ではまだ雪が降り、道路に凍結防止剤が残っている可能性があります。

そのため、雪どけの時期に下回り洗浄を始める目安としては、降雪が落ち着き、道路の雪が完全になくなる4月後半から5月にかけてが1つのタイミングとなります。

春のタイヤ交換と合わせた洗浄

春のタイヤ交換の時期に合わせて、下回りにこびりついた塩分や泥汚れを高圧洗浄などでしっかりと洗い流すことで、冬の間に蓄積した錆の原因を取り除くことができます。

もちろん、冬の間も洗車機の下回り洗浄機能などを利用してこまめに塩分を落とすのが理想ですが、本格的な洗浄は雪どけ後に行うのが効果的です。

また、コーティング施工車の洗車について気になる方は、コーティング後の洗車方法と洗車機の使い方ガイドも参考にしてください。

6. コーティングで守れるところ・守れないところ

純白の車のボディに青いスポンジでコーティング剤を丁寧に塗り込んでいる施工の様子

ボディガラスコーティングの役割

車の美しさを保つために、クリスタルキーパーやフレッシュキーパー、ダイヤⅡキーパー、EXキーパーなどのボディガラスコーティングが役立ちます。

これらのコーティングは、塗装の上にガラス被膜とレジン被膜などを形成し、ボディの塗装面を汚れや紫外線から守ります。雪どけ水や泥はねが付いても、洗車で落としやすくなります。

部位に応じた手入れの使い分け

しかし、コーティングはあくまで塗装面を保護するものであり、マフラーやサスペンションなどの下回りの金属部品を直接守ることはできません。

ボディはコーティングで艶と水はじきを維持し、下回りは定期的な洗浄で塩分を落とすといった、部位に応じた手入れの使い分けが大切です。お近くの店舗をお探しの方は、札幌市中央・北・東の店舗一覧からご確認いただけます。

札幌の長い冬を越した車は、ボディの艶だけでなく、見えない下回りの塩分まで落とせているかを確かめておきましょう。

7. よくある質問

Q1. 札幌で車の下回り洗浄は冬の間もこまめにするべきですか?
はい、できる範囲でこまめに洗い流すのが理想的です。札幌の雪日数は年134.5日(出典1)と冬の期間が長いため、春を待たずに高圧洗浄機などで塩分を落とすことで、錆の進行を抑えやすくなります。
Q2. 凍結防止剤が付着したまま春を迎えるとどうなりますか?
錆が進行しやすくなります。直轄国道などで撒かれる凍結防止剤は塩化ナトリウムを基本としており(出典2)、これが金属に付着したまま長期間放置されると錆の原因になります。4月でも雪が降る札幌(出典1)では、完全に雪がなくなるまで塩分が付着するリスクが続きます。
Q3. ボディのコーティングをしておけば、下回りの錆も防げますか?
いいえ、ボディ用のコーティングでは下回りの金属部分の錆は防げません。ダイヤⅡキーパーなどのボディガラスコーティングは、車の塗装面を守るためのものです。下回りの金属部品はコーティングの対象外となるため、別途洗浄などで手入れをする必要があります。

8. 出典

  1. 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 札幌(気象庁、2026年10月閲覧)
  2. 四国地方整備局 技報 p.27(国土交通省 四国地方整備局、2026年10月閲覧)

この記事の監修

髙濵 良夫

出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長

資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)

弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。

情報の取り扱いについて: 本サイトの施工事例 / 価格は撮影時点のものです。仕上がりや耐久年数は車両状態 / 使用環境により異なります。詳細は店舗までお問い合わせください。

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