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鈴鹿おろしの冬、四日市・鈴鹿で車に付く汚れと雪の日の塩分

監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)

四日市や鈴鹿の冬は強い北西の風で砂埃が舞い、年28.2日の降雪時には融雪剤を含んだ雪解け水が付着するため、こまめな洗車と事前のコーティングで塗装を保護することが重要です。冬の汚れや鉄粉に悩む、同地域で車を運転する方に役立つ記事です。

結論:四日市や鈴鹿の冬は、強い北西の風によって砂埃が舞いやすく、降雪時には融雪剤を含んだ雪解け水が車に付着するため、こまめな洗車と事前のコーティングで塗装を保護することが重要です。

\ 冬の汚れから愛車を守る /

1. 四日市の冬は北西の風、雪の日は年28日

冬場に鈴鹿山脈から吹き下ろす冷たい風、いわゆる鈴鹿おろしは、車に細かい砂や埃を吹き付ける原因となります。四日市周辺の気候は、冬になると特有の風向きや降雪の傾向を見せます。気象庁の平年値データによると、四日市の気象環境には以下のような特徴があります(出典1)。

四日市の気象データが示す冬の環境

四日市の1月における最多風向は「北西」です。この北西の風が、乾燥した冬の空気に乗って様々な粒子を運んできます。また、雪が降る日数も決して少なくありません。

項目 平年値(1991〜2020年)
1月の最多風向 北西(出典1)
年間の雪日数 約28日(出典1)
1月の雪日数 約10日(出典1)
年降水量 1,807.3mm(出典1)

年間の雪日数が約28日(出典1)あり、そのうち1月だけで約10日(出典1)を占めることから、四日市の冬は定期的に雪に見舞われる地域であることがわかります。雪が降ると道路には凍結防止のために融雪剤が散布されることが多く、これが車の下回りやボディの下部に付着しやすくなります。

北西の風と乾燥による汚れの蓄積

北西の風が強い日は、空気中の水分が少なく乾燥しているため、地面の砂埃が舞い上がりやすくなります。走行中だけでなく、駐車場に停めている間にも、風に乗って飛んできた砂埃がボディの表面に降り積もります。この状態で雨や雪が降ると、ボディ上の砂埃が水分を取り込んで泥状になり、乾燥後に頑固な汚れとして定着してしまいます。

このような冬特有の汚れを防ぎ、洗い流しやすくするためには、塗装表面を平滑に保つことが有効です。例えば、クリスタルキーパーのようなボディガラスコーティングを施工しておくと、ガラス被膜とレジン被膜の二層構造によって塗装面が保護され、水洗いやシャンプー洗車だけで汚れが落ちやすくなります。冬の前に施工しておくと、砂埃や泥はねの多い季節のお手入れが楽になります。

2. 鈴鹿山脈から吹き下ろす風

四日市から鈴鹿にかけての地域では、冬になると鈴鹿山脈を越えて吹き下ろす局地的な強風が発生します。この風は非常に冷たく乾燥しており、車のボディ環境にとっても厳しい条件を作り出します。

ワゴンに用意されたコーティング剤の小瓶と塗布用スポンジの様子。脇にある磨き上げられたシルバーの車のボンネットには、明るい青空と白い雲が鮮やかに反射しています。

強風がもたらす摩擦と微細なダメージ

強い風が吹くと、道路上の砂や小石、枯れ葉などが巻き上げられ、走行中の車だけでなく駐車中の車にも勢いよく吹き付けられます。現場でお客様の車を拝見すると、ドアのヒンジ周りやワイパーの付け根に砂がびっしりと入り込み、ボディ全体がザラついている状態の車が多く見受けられます。塗装の表面には目に見えないレベルの微細な凹凸があり、そこに砂埃が入り込むと、洗車時にスポンジで擦った際に細かい洗車キズの原因になることがあります。

特に風の強い日の後、ボディが白く粉を吹いたように汚れている場合は注意が必要です。いきなりタオルで拭き取ろうとすると、砂粒を引きずってしまい塗装を傷めるため、まずはたっぷりの水で表面の砂埃をしっかりと洗い流す工程が欠かせません。

コーティングによる表面の平滑化

風で飛んでくる砂埃や汚れから塗装を守るためには、塗装表面の凹凸を埋めて平滑化し、汚れが引っかかりにくい状態を作ることが効果的です。フレッシュキーパーを施工すると、性質の違う二層の透明被膜で塗装の細かな凹凸が埋まります。表面がなめらかになることで、風で飛んできた埃が定着しにくくなり、洗車のときも水で流しやすくなります。

鈴鹿で風の強い日の汚れを相談できる店舗は、鈴鹿・津の店舗一覧から探せます。

3. セルフ四日市SSで相談できること

セルフ四日市SSの設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。

4. コンビナートの近くに停める車で気をつけること

四日市市沿岸部には大規模な石油化学コンビナートが広がっています。周辺の工場地帯や幹線道路の近くに車を駐車している場合、一般的な砂埃とは異なる性質の汚れが付着する傾向があります。

鏡のように景色を反射する黒いSUVのボンネットのクローズアップ。夕暮れの柔らかな光の中、背景の工場群のシルエットが艶やかな車体に美しく映り込んでいる様子です。

鉄粉と油分を含む汚れへの対策

工場地帯や大型トラックの交通量が多いエリアでは、空気中に微小な鉄粉や油分を含んだ粒子が浮遊していることがあります。これらが風に乗って車のボディに降り注ぎ、夜露や雨などの水分と結びつくと、塗装面に固着しやすくなります。実際に店舗へ持ち込まれる沿岸部周辺の車を見ると、ルーフやボンネットだけでなく、ドアの側面にまで鉄粉が突き刺さって黄ばみが発生し、洗車をしても水ハジキが極端に悪くなっているケースが珍しくありません。

特に鉄粉は、放置すると酸化して錆となり、塗装の内部にまでダメージを及ぼす可能性があります。洗車をした後でも、ボディを撫でたときにザラザラとした感触が残る場合は、鉄粉が付着しているサインです。こうした特殊な汚れのメカニズムや対処法については、鉄粉除去の方法とコーティングへの影響|放置するとどうなる?の記事も参考にしてください。

飛来物から塗装を保護する被膜

鉄粉や油膜だけでなく、季節によっては鳥のフンや花粉、黄砂なども風に乗って飛来します。これらの汚れは酸性やアルカリ性の成分を含んでいることがあり、塗装のクリア層を侵食する原因となります。さまざまな飛来物から車を守るための知識は、鳥のフン・花粉・黄砂から車を守る|コーティング効果と対処法で詳しく解説しています。

こうした複合的な汚れから車を長期的に守るには、厚みと密度のあるコーティング被膜が頼りになります。ダイヤⅡキーパーは、ガラス被膜とレジン被膜の二層構造で塗装を覆うため、工場地帯の近くに停める車でも汚れを洗い流しやすい状態を保てます。周辺エリアの店舗については、四日市・桑名の店舗一覧でご確認ください。

\ 汚れが落ちやすくなるコーティング /

5. 雪の日の翌日にする手入れ

四日市における1月の雪日数は約10日(出典1)と、ひと月の3分の1程度は雪が降る計算になります。雪が降った翌日は、路面の状況が悪化しており、車にとって非常に汚れやすい環境となります。

融雪剤を含んだ雪解け水のリスク

雪が降った道路には、凍結を防ぐために融雪剤(凍結防止剤)が撒かれることがあります。雪が溶け始めた道路を走行すると、タイヤがこの融雪剤を含んだ泥水を勢いよく巻き上げます。これがボディの側面や下回り、ホイールハウスの内側にびっしりと付着します。

塩分を含んだ汚れをそのまま放置すると、金属パーツにおけるサビの進行を早めたり、塗装面にシミを作ったりする原因になります。そのため、雪道を走行した後はできるだけ早めに塩分を洗い流すことが重要です。塩害対策の詳しい情報については、融雪剤・塩害から車を守るコーティングの必要性もあわせてご覧ください。

降雪翌日の洗車手順

雪の日の翌日に洗車を行う際は、以下のポイントを意識すると効果的です。

  • 下回りを念入りに流す:融雪剤は車体の下部に集中して付着します。高圧洗浄機やホースの水流を使って、タイヤハウスの中やマフラー周辺、サイドステップの裏側などをたっぷりの水で洗い流します。
  • 上から下へ優しく洗う:ボディに付着した泥や砂埃をこすらないよう、まずは屋根から下に向かって全体に水をかけ、大きな汚れを落とします。その後、たっぷりの泡を使ったシャンプー洗車で優しく撫でるように洗います。
  • 水滴を残さず拭き上げる:冬場は気温が低いため水滴が凍ってしまうこともありますが、水分が残ったまま乾燥するとミネラル分が水シミ(イオンデポジット)になるため、清潔なマイクロファイバークロスで手早く拭き上げます。

EXキーパーのように厚みのある被膜を持つコーティングを施工している車であれば、雪解け水の泥汚れも水洗いやシャンプー洗車で落としやすくなります。雪の翌日に洗う手間を減らしたい場合は、冬の前に施工を考えておくとよいでしょう。

6. よくある質問

Q1. 四日市周辺で冬に車が汚れやすいのはなぜですか?
北西の強い風(鈴鹿おろし)が砂埃を運び、降雪時には融雪剤を含んだ雪解け水を巻き上げるためです。1月の最多風向は北西であり、乾燥した風が細かい汚れを車に吹き付けます。さらに年間の雪日数が約28日(出典1)あるため、泥はねや塩分の付着が起きやすい環境にあります。
Q2. 雪が降った後、いつ洗車をするのがよいですか?
雪道を走った翌日など、できるだけ早めに水洗いを行うことをおすすめします。道路に撒かれた融雪剤を含んだ泥水が車に付着したまま乾燥すると、サビの原因になったり塗装を傷めたりするリスクが高まるため、早急に洗い流すことが重要です。
Q3. コンビナート周辺で車にザラザラした汚れが付きました。どうすればよいですか?
鉄粉が付着している可能性が高いため、専用のケミカルやトラップ粘土を用いた鉄粉除去が必要です。工場地帯の近くでは風に乗って鉄粉や油分が飛来しやすく、洗車だけでは落ちないザラツキの原因になります。無理にこすらず、適切な処理を行った後にコーティングで表面を保護することをおすすめします。

7. 出典

  1. 過去の気象データ検索 平年値(1991〜2020年) 四日市(気象庁、2026年10月閲覧)

この記事の監修

髙濵 良夫

出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長

資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)

弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。

情報の取り扱いについて: 本サイトの施工事例 / 価格は撮影時点のものです。仕上がりや耐久年数は車両状態 / 使用環境により異なります。詳細は店舗までお問い合わせください。

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