米子・鳥取の冬は日照が月70時間前後|乾かない季節の洗車と錆
監修:髙濵 良夫(出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長)
鳥取や米子の冬は日照時間が少なく洗車後に車が乾かないため、サビを防ぐにはわずかな晴れ間を活用した洗車と事前のコーティングによる保護が重要です。雪解け水や融雪剤による頑固な汚れや、金属パーツへのダメージに悩む方に役立つ情報です。
結論:山陰の冬は日照時間が少なく洗車後に車が乾きにくいため、サビを防ぐにはわずかな晴れ間を活用した洗車と、事前のコーティングによる保護が重要です。
1. 鳥取の1月の日照は約70時間、降水量は約200mm
鳥取や米子の冬は、どんよりとした雲に覆われる日が多く、日差しが届く時間が極端に短くなります。そのため、冬の間に車を洗っても水滴がなかなか乾かないという悩みがつきものです。気象庁の平年値データによると、鳥取の1月の日照時間は約70時間、降水量は約200mmとなっています(出典1)。これは、1日あたり平均して2時間強しか日照がないことを示しており、洗車後の水分を自然乾燥させるには非常に厳しい環境です。

また、米子でも1月の日照時間は約72時間(出典2)にとどまっています。日照が少ない環境では、車は洗車後だけでなく、雨や雪の中を走行した後も水分が飛びにくく、常にボディの表面や隙間が濡れた状態になりがちです。気温が低い冬場は水分の蒸発が遅いため、拭き上げを少しでも怠ると、ドアのヒンジ部分やトランクの隙間などに水が残り、長時間湿った状態が続く傾向があります。このような気候条件では、洗車後の丁寧な拭き上げが欠かせません。
2. 米子と鳥取で違う雪の量
同じ山陰地方に位置していても、鳥取と米子では冬の降雪量に違いが見られます。気象庁のデータによれば、降雪の深さの年間合計(平年値)は、鳥取が140cm(出典1)であるのに対し、米子は95cm(出典2)です。鳥取の方が雪が多く降る傾向にありますが、どちらの地域でも冬場は雪道での走行を余儀なくされる日が多くなります。

雪が降る地域では、道路の凍結を防ぐために融雪剤が撒かれることがあります。走行中、タイヤが巻き上げたシャーベット状の雪解け水や泥水にはこの融雪剤がたっぷりと含まれており、車の下回りや側面、フェンダーの内側などにべったりと付着します。降雪量の多い地域ほど車が汚れやすく、放置すると頑固な汚れとして固着してしまいます。実際に鳥取や米子の店舗へ冬場に持ち込まれる車を見ると、フェンダーの内側やマフラー周辺などの下回りに、融雪剤が真っ白にこびりついているケースが頻繁に見受けられます。お住まいの地域の雪の状況や汚れの程度に合わせて、鳥取市の店舗一覧や米子・日吉津の店舗一覧から相談できる店舗を探し、冬本番を迎える前に対策を検討しておくのがおすすめです。
3. カーライフ角盤町で相談できること
カーライフ角盤町の設備やメニューは、店舗ページでご確認ください。
4. 濡れたまま乾かない車体と錆
鳥取の冬は、車に付着した水分が原因でサビ(錆)が発生しやすくなります。米子の冬も洗車後に水滴が乾かないことが多く、濡れたまま放置されることで金属パーツへのダメージが懸念されます。日照が少なく気温が低い環境では、水分が長時間ボディに留まるため、わずかな塗装の傷から水分が浸透し、サビの発生を招くことがあります。

特に注意が必要なのが、融雪剤を含んだ雪解け水です。塩分を含んだ水分がボディや下回りに付着したまま乾かないと、金属の酸化反応が促進され、サビの進行が早まる傾向があります。サビを防ぐためには、融雪剤・塩害から車を守るコーティングの必要性を把握し、あらかじめ塗装面を保護しておくことが大切です。
車の塗装を保護する手段として、コーティングが有用です。例えば、フレッシュキーパーやクリスタルキーパーを施工しておくと、ガラス被膜とレジン被膜の2層構造によって強い水はじきが得られます。これにより、雪解け水や泥汚れがボディに付着しても流れ落ちやすくなり、汚れの固着を防ぎます。水が玉になって流れ落ちるため、晴れ間の少ない冬でも拭き上げに残る水分を減らしやすくなります。さらに艶の深さを求める場合は、ダイヤⅡキーパーなどの選択肢もあります。
5. 晴れ間を逃さない洗車の計画
冬の山陰地方では、天気予報をこまめに確認し、貴重な晴れ間を逃さずに洗車を計画することがポイントです。日差しが少ない季節だからこそ、少しでも気温が上がり、水気が飛びやすい時間帯を狙って手入れを行うことが推奨されます。

洗車を行う際は、まずたっぷりの水を使って、下回りやタイヤハウス周りに付着した泥や融雪剤をしっかりと洗い流します。高圧洗浄機やホースの水流を利用して、手の届きにくい隙間の汚れも落とすことが重要です。その後、たっぷりの泡を作ったカーシャンプーを用い、ボディ全体を優しい力で洗います。ゴシゴシと擦ると、表面に残った砂ぼこりで塗装に傷をつけてしまう恐れがあるため注意が必要です。
すすぎの後は、吸水性の高いマイクロファイバークロスなどで素早く拭き上げます。気温が低いと拭き残した水滴が凍結したり、サビの原因になったりするため、ドアの内側や給油口の隙間などの水気も念入りに拭き取ることが大切です。洗車頻度とコーティングの関係|何回洗うのが正解?も参考にしながら、汚れがひどくなる前にこまめに洗い流す習慣をつけると良いでしょう。コーティングが施工されている車であれば、水はじきが良いため拭き上げの手間が軽くなり、冷たい水に触れる時間も短縮できます。
6. よくある質問
7. 出典
この記事の監修
髙濵 良夫
出光リテール販売株式会社 販売部 担当課長
資格:コーティング技術1級資格者(EXキーパー資格者)
弊社中国カンパニーでKeePer施工と施工者育成に従事。
現在は、KeePer全社推進・KeePer LABO推進業務に従事。
